70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.10.07 Tuesday

五十九、「秋分の日」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「秋分の日って何をする日ですか?」
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そういえば今日は秋分の日でしたね。

なんだかいろんな祝日があるけど、いまいち秋分の日ってイベント性に欠けるというか、何をすればいいのか良くわからない。

ウィキペディアによれば、

祝日法では「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨としている」

とのこと。要はお墓参りすれば良いんですかね?

それもいいんですが、せっかく休みなんだからもっと意義を見出したい。とりあえずつっちーに聞いてみましょう。

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「先祖を敬うといえば儒教的な要素が強いけど、しっかり意義のあることやで」

もちろんそうだろうね。それでも何か物足りないんです。イベント好きとしては。なんだか夏の余韻もまだ残ってる時期だし。

「それやったら、秋らしいことでもしてればええやん」

でも前も話したとおり、秋ってゲージュツとかスポーツとか読書とかさ、統一感ないじゃん。結局何をすればいいの? と思ってしまう。

「食養的に考えれば秋は冬に備えて蓄えるシーズンやから、食欲の秋でもええんちゃう?」

それはいいアイディアだね。じゃあ今週は食べ物についての話にしよう。

「東洋医学にも取り入れられてる五行の考え方では、季節は5つに分けられてるのは知っとるか?」

知らない。季節は4つかと思ってた。

「なんせ五行の考え方やからな。五行では万物を5種類に分けきるねん。で、その季節とは“春・夏・長夏(ちょうか)・秋・冬”に分けられる。余談やけど長夏を土用とする場合もあるけどな。その場合土用は立夏・立秋・立冬・立春の前の18日間と分散するねん」

へぇー。なんにしても春と秋の間に季節が2つあるんだ。

「そうやねん。そしてそれぞれの季節は五能である"生・長・化・収・蔵"に対応している。つまり米であれば春に芽生え、夏に育ち、長夏に花から種に変身する、秋に収穫できる状態になり、冬に貯蔵される、というワケやな」

その考え方だと、今はやっぱり収穫の秋ってことになるね。

「ポイントは米の成長に合わせた考え方になってること。やっぱり日本人は主食である米の収穫と同じリズムで生きてるんやで」

ふぅ〜ん。

「ちなみに、江戸時代までは士族の収入を石(ごく)で表してたのは知ってるか?」

加賀百万石とか言うアレのこと?

「それや。田んぼのサイズを表す1反(いったん)は大人が1年間に食う米の量とイコールやねん。で、1反で採れるのが1石。1石は10斗。1斗は10升。1升は10合や。ついでに、米を数える単位でよく登場する俵は、1石が2俵」

そうなんだ。おもしろいね、ソレ。知らなかったよ。だったら、逆算すれば大人が1日に食べるお米の量が割り出せるってことか。

「計算上、大人が1日に食べる米の量は1.5合くらいやな」

なんだ。割と粗食なんだな。

「前から言っとるが、『腹八分に医者要らず』やで。現代人が食べ過ぎてるだけやないかな。本来はそれくらいがちょうどいいねん」

ん? となると、日本の人口が1億3千万人弱だから…。仮にさ、大人が7000万人いるとすると、田んぼは7000万反ないとダメじゃん。ウィキペディアによると、1反は約991.74平方メートルだから…。

「現代は農耕技術が進歩したし計算の仕方も変わったから、1反の田んぼが大人1年分のお米になるとは限らんよ。実際はもっと採れるやろ。それに、パン食の文化も入ってきたから米の消費量自体も下がってる」

あー、そうなんだ。なんだか食の自給率がどうのってニュースでやってたから、急に危機意識を持ってしまったよ。

「ぶっちゃけた話、米に関しては政府が管理しとるから急に枯渇することはないで。古米もあるしな」

なぁーんだ。でも、古米が古古米になって、どんどん古くなっていけばいつかは廃棄処分しなきゃいけないんだよね?

「確かこんな話があったな。正倉院で1000年前の蓮の種が見つかって、植えてみたらきちんと芽が出たらしい」

マジで? すげぇな。

「実は米も一緒でや。籾殻つきや玄米の形であれば、米はいつまでも食べられる究極の保存食やねん。ただ、残念なことに味は落ちるけどな。けどよー考えてみいや。古古米でも植えれば一年後には何千倍のおいしい新米を提供してくれるんやで」

そっかぁ。やるじゃんお米。見直しました。

ちなみに、最近はこだわりのお米がけっこう出回るようになってるみたいだけど、どういう風に選べばいいとかある?

「米は無農薬の有機栽培より、自然農法。せやけど、もっと重要なのは天日干しや」

え、意外。天日干し?

「たとえば果物であれば、青いまま収穫されて熟れるのを待ったものより、しっかり熟してから収穫したもののほうがおいしい。というのは分かるか?」

うん、分かる。

「本来米は実った後、刈り取って天日で乾燥させてたんや。けど最近は便利になってな。各農家に乾燥機が導入されてて、稲を刈り取ったらすぐにブワッと乾燥させるのが主流やねん。おかげで我々の手元には早く新米が届くようになっってん。けど本当は、逆さ吊りにして旨みを実に集めた天日干しのほうがおいしいねんな」

それって袋見れば書いてある?

「これが書いてないんよなぁ。実際、表記してもあまり売りにならんからや。探すならお米屋さんで自然乾燥米があるか聞くか、インターネットで探すかのどちらかやろうな。もう新米の季節やけど天日米は数週間は遅れて出てくる。もうチョイ我慢。楽しみやなぁ〜。」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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さすがつっちー。お米に対しては深い見識を持っているようです。

それにしても最近はさっぱり玄米を食べなくなったなぁ。去年はほぼ毎日、玄米を口にしてたのに。

ひょっとして、体重が増えだしたのも、玄米を食べなくなって体質が変わったからかもしれない。

せっかく秋分の日だし、今日は玄米を食べようかな。

つづく

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