70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2009.02.05 Thursday

六十六、「死」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「あなたはどんな死に方を望みますか?」
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去年の師走に「師走って、お坊さんが走るってこと?」なんて会話をつっちーとしていたときのこと。

いつものように話は斜めにずれて「葬式」と「戒名」の話になり、いつの間にやら「死」についての話になっていました。

その時の話がおもしろかったので、メルマガでご報告します。


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「そういえばメルマガで健康の話をしているのに、死をテーマにしたことは1度もなかったな」

あれ? 「健康=生きること」だから、死というのはタブーのテーマなんだと思ってた。

「なるほど、そう思っとったんか」

えっ、ちがうの?

「オレの言う健康法は死なないための方法とちゃうで。どんな死に方をしたいかという『死』に対する考え方がずれてたら、むしろ実践する意味はないかもしれん」
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※ちなみに読者のみんなに補足しておくと、ここで言う「つっちーの健康法」とは個別に診察してやっている診療のことを指します。『70%健康マガジン』の内容は「だいたいの傾向」やボクに対して解説されたものなので、厳密には読者それぞれが実践すべき内容と違っている可能性があります。
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死に対する哲学が違えば、健康法も変わるってこと?

「そうやねん。極端な話、死なないことだけを前提にしたいなら、冷凍カプセルにでも入っていれば何百年でも病気せずに生きられるやろ? 実際にそんな冷凍カプセルがあるかは別として」

『フォーエバー・ヤング』っぽい話なのが気になるけど、言われてみれば確かにその通りだ。

ところで、冷凍睡眠みたいな状態って死ではないよね? そもそも死ぬってどんな状態なんだろう?

「心停止したり、瞳孔が動かなくなるのはカラダの死やねん。加えて、東洋医学では気がなくなりきった状態も死と定義づけているな」

ふぅん。なんかよく分からないな。

「カラダと気は密接な関係があって、どちらかが失われればもう片方も失われる。たとえば事故で死ぬ場合はカラダが先になくなるし、老衰の場合なんかは気が先になくなるってことや」

なるほどね。漠然とは理解できた気がする。

「たとえば気からなくなる死を迎える場合は、自分の死期がけっこうわかるらしいで」

ああ、ドラマとかで「オレはもう長くない」って言うアレね。そういえば猫も自分の死期を察して人目に付かない所へ行って静かに死ぬって言うしね。

話がそれてたけど、つっちーはやっぱり理想の死に方とかあるの?

「オレは枯れるように死にたいな」

ん? 意外な回答すぎて意味がわかんない。

「やちきは、りんごをずっと放置してた経験はあるか?」

あるある。「やべぇ。このりんご、半年くらいこのかごに入りっぱだ」と思って捨てようとしたら、

ズブッ

って指がささったんだよ。腐ってグズグズになってたんだな。アレは気持ち悪かった。

「それがオレにとっての悪い死に方やねん。そのりんごは、たぶん農薬や肥料をガンガン使われてたと思う。たとえば自然農法で育てられたりんごは、落ち葉のようにしわしわに縮んで枯れるねん」

ええーっ! そうなの!?

「たとえばみかんとか、ほうれん草なんかでも同じやで。放置しておいたらドロドロになるものはおかしいねん」

はじめて知った…。そうなんだ。

「人間かて同じや。だからオレは、きちんと枯れるものを食べるように心がけて、死ぬ寸前まで元気に歩き続けているような人生がいい」

なるほど、「枯れるように死にたい」ってそういうことか。

「最近は医療の発達で死にきれない人が増えたように思う。オレの価値観では、それはいい死に方ができてないな、と思ってしまうんよな。介護を受けずに死ぬ直前まで動けて、最期は眠るように死ぬ。これが理想やねん」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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今回の話の途中で、ボクの理想の死に方も聞かれました。
答えは単純。

「あー、おもしろかった」と思って死ぬ。

これに尽きます。

ボクは「長く生きる」よりも「死を前提にした生き方」を意識していたい人間なので、ずっとそう思って生きています。

だから「こうしたいな」とか「おもしろそうだな」ということは常に実践しているので、たとえば今、事故で死んでも悔いはないです。リアルな話。

悪く言えば、計画性とか人生設計がないという話なんですけどね。

読者のみなさんは、どのような死に方をしたいですか?

つづく

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