70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2009.10.14 Wednesday

七十三、「辛味」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「辛いのに弱いのは克服できますか?」
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ボクはグルメではないけど食い道楽。いろんなものを食べては喜ぶ人間です。

ただ、やはり苦手なものってあるんですよ。たとえば磯の香りが濃厚な生ガ
キやウニ、香りの強いコリアンダー(パクチー)。そして辛いもの全般。

カキ、ウニやコリアンダーなんかは別にいいけど、辛いものって世の中にた
くさんあるから、苦手だと損した気分になるんですよね。

これは克服したい。

そこで、つっちーに話を聞いてみました。

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辛味って味覚の中で唯一「痛覚」で感じる味なんだってね。

「その通り。よく知ってるなぁ」

どっかのテレビで観たんだよ。たぶん。

で、痛いはずの味なのに辛いのが大好きというか、病みつきになっている人
がたくさんいるのが不思議でしょうがない。知り合いの中には、バッグの中
に激辛のハバネロを持ち歩いている人もいるからね。

アレってもはや中毒なのでは? と思ってしまう。どうなの? その辺。

「辛いの好きは中毒と言うより、慣れの問題やな」

慣れ? 辛さという名の痛みに慣れるってこと?

「そうや。まず痛みをかんたんに説明するとやな、刺激を受けると生理作用
で血中に信号が送られるねん。そういう物質があるんやな。それが脳に届く
と、痛い! と感じるワケや」

なるほど。そんな物質があるのか。

「痛みはカラダにとって異常事態なんやけど、これがずっと続いて日常化す
ると、もはや異常事態ではなくなってしまう」

へぇぇ。慣れてくるんだね。
そんなことってホントにあるんだ?

「たとえば実戦系の空手だと、スネ(弁慶の泣き所)をビール瓶で殴り続け
たりするやろ? もちろん最初は痛いんやけど、だんだん慣れてくるねん。
正常な生理現象の一つであるいわゆる順応ですな」

ホントにビール瓶で殴ったりするかは知らないけど、なんとなく気持ちは分
かる。

「いやいや、ホンマやて。オレの柔道整復士の仲間には、そんな空手家がた
くさんおって、会話しながらガツガツ殴ってた」

マジか。すげぇな。

「ちなみにオレ自身もホッケーで毎日固いボールやら木のスティックがガン
ガン当たってたけど、結構平気やったな。感覚はすべて順応するねん。ちな
みに、いちばん順応しやすい感覚が嗅覚。一番順応しにくいのが痛覚や」

確かに、臭いところにずっといるとニオイに慣れちゃうよね。

「辛味も同じように慣れてくる。そして慣れてくると今まで10で満足してい
た刺激が普通になってしまって、今度は15の刺激を求めるようになるんや」

なんだか某カレーチェーン店にある辛さのランクみたいだ。
なんにしても、ボクも辛いもんばっかり食べてればだんだん慣れてくるって
話だね。

「そういうことやな」

なるほど。とりあえず、辛いのが大好きな人はジェットコースターとかホ
ラー映画を観るように、より強烈な刺激を求めているってことが分かった。

「必ずしも刺激が欲しくて辛いものを食べてるとは限らんで。辛味は肺と大
腸が求める味やから、どちらかが弱って、カラダが辛味を求めているケース
もあり得るな」

ああ、そうなんだ。一概には言いきれないワケね。

「あと、精神状態も関係してるかもしれん」

精神状態?

「五行の考え方で言うと、辛味に関係しているのは憂いと悲しみやねん。だ
からこういった気分を安定させたい人は辛味を摂りたがる」

すげぇ意外。辛味って怒りの象徴みたいなのに。

「怒りと関係する味は酸味やね。ちなみに、甘味は思い・悩み。苦味は喜び。
塩辛味(しょっぱさ)は恐怖・驚きと関係がある」

なるほど。確かに、悩める乙女は甘いものをパクパク食べてるイメージがあ
るよ。

あ、そういえばさ。日本の食材に辛いものって少ない気がするんだけど。

「鋭い指摘やな。和食で言う辛味は主に生姜やねん」

しょうがって辛いか?

「それにわさびやネギなんかやな」

むー。確かに辛いと言われれば辛いかもしれない。なんだかずっと、トウガ
ラシ的な辛さをイメージして話をしてたけど。

「本来、生き物は自分の住む土地で採れたものを食べるのが自然やねん。そ
の他はカラダにとって馴染みのない味やから、抑制がきかなくてエスカレー
トしやすい。そもそも、辛味ばかりに偏らず甘味とか酸味とか、他の味とバ
ランスを取るのが大切やで」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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そうかそうか。辛いものは食べ続ければだんだん慣れてくるのか。

だけどボクは、今回とても大切なことに気づいたんです。

カラダが求めいてない辛味を訓練して食べられるようになっても、それは
ただ「食べられる」だけで、決して「おいしい」とは関係がないんですよね。

となると、辛味の克服は無意味。
むしろ、カラダに悪い。

やっぱり、自分の好きな味を食べていこうと思います。

つづく

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