70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.02.05 Tuesday

三十三、「冷え性」について辻野先生の回答

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 ■今週のお題:「冷え性はカラダにどう影響しますか?」
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いやぁ、むやみに寒いですね。最近は。東京でも雪が降りましたし。寒がりにとってはつらい時期ですが、冷え性の人にとっては致命的でしょう。

あれ? 冷え性って物理的にカラダが冷たくなる症状のことだよな? 確か。

そういえば冷え性のことなんて何にも知らないので、とりあえずつっちーに聞いてみましょう。


「冷え性か。ついに来たな。このテーマがずっとやりたかってん」

ほうほう。そんなに冷え性が好きだとは知らなかった。変わった趣味してるね。

「趣味ちゃうわい。冷え性はな、すべての病の根源と言ってもいい」

ええーっ! そんなに重たいテーマなの? 今回は。これはうっかり地雷を踏みましたね。

でもさ、確かに冬はつらいけど、夏場なんかは便利なんじゃない?エアコン使わなくても冷えるんだから。

「そう単純な話やないねん。人間はカラダの機能を維持するために、温度が必ず必要なんよ」

うん。なんか昆虫とか爬虫類とかは寒くなると動きが鈍くなるもんね。そういえばボクも寒いと動作が遅くなるかな。

「昆虫やら爬虫類は変温動物だからやろ? やちきはまぁ、例外として」

なんだ。失敬だな。とにかく変温動物は寒くなれば体温が下がるし、暑くなれば体温が上がる生物のことだよね。で、人間をはじめ哺乳類は環境によって体温が変わらない恒温動物だと。これでいてボクも高校時代は生物の成績がよかったのさ。ふっふっふっ。

あれ? ひょっとするとアレか。冷え性というのは恒温動物である人間が変温動物に変わってしまう奇病?

「その通りかもな。実際は恒温に変わりはないけど、設定温度を間違っている状態や。そうすると具体的には人間のカラダで働く酵素の活動に問題が出てくるねん」

お、また酵素だね。なんか前も酵素の話をされた気がするぞ。

「健康と酵素は切っても切れないくらいつながりが深いからな。人体内の酵素活動に“熱”は不可欠で、40℃で最も活発に働くようになってるねん。カゼを引いたとき熱が出るのはこの酵素の働きを最大限に引き出すためなんやな。つまり、冷え性で常時体温が下がってるということは酵素の活動が怠慢になってるというワケや」

はぁ。で、酵素の活動が怠慢になるとどんな具合になるのさ?

「免疫力が下がる。消化する力が衰える。細胞の代謝が下がる。肌がカサカサになる‥‥つまり生命活動そのものがすべて低下するっちゅうことや」

おいオイoi。すげえな。

「体内が冷えると通常の細胞は生きていけなくなるから、低温でも活動できる特殊な細胞が形成されることもある。それが癌(がん)や」

ちょっとリアルな話になってきたよ、コレ。とりあえず癌の話は、やるとしても別の回にしようか。とにかく、冷え性はすべての病の根源だって最初に言ってたけど、そういう理由があるのか。

じゃあ今度は、どうすれば冷え性が改善されるのか教えておくれよ。

「まず運動することやな」

運動か。70%健康マガジンは運動で片付くテーマがけっこうあるよね。でもそれって、一時的にカラダを温めるその場しのぎじゃないの?

「いいや、カラダをきちんと動かすことは大切や。たとえば事務仕事なんかで本来使うべき筋肉すら使わないような人は冷え性になりやすいんやで」

へぇぇ。そんなものか。

「あと食事療法士として一番気になるのは、糖分の摂り過ぎやな。砂糖は基本的にカラダを冷やすねん」

そうか? 甘いもの食べるとほっとして温まる感じがするけどな。

「砂糖の原料はだいたいがサトウキビ。果糖の原料は南国のフルーツ。どちらも暑い地域で採れるものやろ?」

確かにそうだね。

「つまり、それを摂るとカラダが暑さに対応する。言い換えればカラダを冷やすっちゅうことや」

ああ、なるほど。そういう理屈なんだ。

「だから熟して糖分がしっかり出たフルーツが好きなんて人もけっこう見かけるけど、よっぽど温かいところに住んでいるのでなければ、あんまり口にせんほうがええな」

じゃあ逆に、カラダを温める食べ物ってどんなのがあるの?

「根菜類はカラダを温めるというのは有名な話や。大根やにんじん、ごぼうなどなど。あと、基本的に今の時期が旬の野菜はカラダを温めると考えてええよ」

旬の野菜か。あとは?

「塩や。塩はカラダを温めてくれる」

なるほど、東北の人は塩分消費量が高いって言うしね。この機に乗じて、「うみたま」の宣伝もしておいたほうがいいかな?

えっと。うみたまのホームページに「開発秘話」が追加されました。ちょっといい話です。誇張抜きで。

よし。ちゃっかり宣伝したところでそろそろまとめをお願いします。

「肌のためにビタミン剤を飲んでいる女性って多いよな? でも一方で砂糖を摂っているとカラダが冷えて、酵素の活動が衰えるから意味がない。順番を間違えてんねん」

うーん。むなしい努力だね。そう思うと。

「とにかく、現代人はまともにカラダを動かさなくても生活できたり、国も季節も関係ない食材が手に入ったりするから冷え性になりやすい。結果、外見は老いやすく、内面は病にかかりやすくなる。冷え性なんて、自然の摂理にのっとった生活をしていればほとんど問題にならんはずやけどな」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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 ■やちきの見解
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いや〜、深かった。今回は深かったよ。冷え性がこんなに現代の生活に根ざしたテーマだなんて知らなかったさ。

でも考えてみれば確かに、子どもの体温は高く、老人の体温は低いよね。その現象1つ見ても酵素はどちらが活発なのか判断できるんだなぁ。

ちなみにカラダを温めたり冷やしたりする食材に関しては、どこかのマクロビオティックを扱ったホームページでも参照してください。どの品目がどう。というのは、実は出典元によって微妙に違っていたりするので、公式にココを参照してください! とは紹介しづらいんですよ。

基本的にウチとしては、国内産の旬の野菜を選んでもらえれば十分だと思っていますけどね。



つづく

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