70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.02.12 Tuesday

三十四、「豆」について辻野先生の回答

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 ■今週のお題:「イソフラボンはカラダにいいですか?」
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メリー・節分!

みなさん、ちゃんと豆まきはしましたか? 「別にまかなくてもいいじゃん。部屋が散らかるし」なんて考えていると、オニのようなオトナになってしまいますよ。

それはともかく。節分に自分の年齢の数だけ豆を食べると、その年はカゼをひかないなんて言いますよね。あれって大豆だよな? 1年も効くの? さすがイソフラボン!

というワケで、とりあえずつっちーの意見を聞いてみましょう。

「ふぅむ。イソフラボンねぇ」

あれ? なんだか乗り気じゃないね。でも大豆といえばイソフラボンじゃん。

「確かに豆はカラダにいいけど、それは“豆”として存在しているからであって、イソフラボン単体が良いということではないんやで」

と、言うと?

「つまりは広告のための宣伝文句やな。ワインにポリフェノールと同じや」

ああ、ホウレン草は鉄分だし、レモンはビタミンだったり。確かに、そう考えるとすべての食材には代名詞的な栄養分がある気がするな。

だけど大豆はカラダにいいんじゃないの? やっぱり。なんだか菜食主義の人って肉の代わりに大豆を食べるって言うじゃない。

「それすらも西洋的な考え方や。つまり肉を食べない=三大栄養素であるたんぱく質が足りなくなる=たんぱく質豊富な大豆を食べる。こういう理屈やろ? そもそも大豆はイソフラボンだけでもたんぱく質だけでもない。生命を育むための栄養素がバランス良く入った“大豆”そのものとして捉えやんなあかんねん」

なるほど。大豆は大豆だと。それはなんと言うか、単刀直入で分かりやすいね。

「ともかく大豆の話やったな。オレとしては、大豆というのは究極の食材やと思ってる」

究極の食材‥‥!

なんだか某グルメ漫画みたいなキーワードが出てきたぞ。

「まず大きなポイントはどこでも作れる気軽さ」

ほうほう。ちょっと調べてみました。農林水産省のデータによると、平成17年の生産量のトップは北海道。次いで福岡。3位は宮城。どうやら沖縄を除くすべての都道府県で収穫はされているみたいです。

輸入大豆はアメリカ、ブラジル、カナダ、中国、オーストラリアなどから入れているみたいですね。遺伝子組み換えとかは、話し出すとややこしいから今回は放置します。

とにかく、確かにどこでも作れるみたい。

「そして便利さ。大豆は日本の食卓のなかにしょっちゅう出てくるしな」

ん? そうか? 言うほど食べてないぞ。ボクは。

「たとえば枝豆、豆腐、味噌、醤油、納豆、油揚げ、もやし、大豆油、ずんだ、高野豆腐、凍み豆腐、豆腐よう、がんもどき」

おおお、そうか! というか、油揚げともやしも大豆だったのか!

「そうやねん。大豆はめっちゃすごいやろ。豆腐と油揚げの味噌汁、醤油をかけた納豆の朝食なんて、おかずはほとんど大豆や」

調べてみたら、きな粉も大豆を煎ったものなんですね。確かに、一部を除いて影も形もないと言うか。変幻自在だわ。つっちーが究極の食材と呼ぶ気持ちが分かった気がする。

そうかー。なんだかイソフラボン食べなきゃ、ソイ・○ョイ買わなきゃ。と思っていたのは完全にCM効果だったのか。買わなくても食べてるもんね。大豆。意識してないのに。

「最近はバイオエタノールとしてガソリンにもなるって言うしや。本当に大豆は最強やな。ただ、おからは産業廃棄物だって問題になってるみたいやけど」

大豆は良くてもおからはゴミなのか。でも栄養あるんでしょ? おからって。

「大前提として、大豆はおからになっても栄養価の高いステキな食材。ただ、豆乳を抜いている分、自然のバランスではなくなっているな。ベストは大豆そのものを食べること。次には豆腐だけでなくおからも食べる。そうすれば大豆をトータルで食べられる。“一物全体食(いちもつぜんたいしょく)”になるっちゅうワケや」

いちもつぜんたいしょく。つまり、野菜は皮を剥かない、魚は頭もシッポも食べる。という考え方です。ま、これも別の回で扱いましょう。話が長くなるから。

「キケンなのは大豆製品を妄信して、豆腐だけ、おからだけ、大豆油だけを摂ってしまうことやな」

うーん。まあ現状は豆腐ばかり売れておからは必要とされていないワケで。おからの未来を切り開くには、それ自体がブームになるか、ガソリンになるかの二択しか残ってないだろうね。

「あとこれは蛇足やけど、醤油や味噌で見かける“丸大豆”という表記。あれは“ちゃんと大豆を丸ごと使ってますよ”ということやねん」

へぇ。豆に関する豆知識だね。


はい。

「とりあえずやな、和食を普通に食べていればイソフラボンやら大豆やら、あんまり気にする必要ないで。それから特に言いたいのは、何でもカラダに良いのは当たり前。宣伝に踊らされて偏った食事をするのは避けるように」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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 ■やちきの見解
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なんだか食品の広告について考えさせられる内容でした。

確かに、耳にするような栄養のキーワードをすべて摂るように心がけていたら食べすぎで死ぬよね。ビタミン、ビタミンと崇めてたくさん摂っても、それだけじゃ意味がないって言うし。

それでも大豆はやっぱりすごいと思うワケですよ。やちきとしては。だって投げますからね。節分に。

「食い物を粗末にするなっ!」

とは怒らないもんね。大豆だけは。やっぱりすげえ。


つづく

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