70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.03.18 Tuesday

三十九、「水」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「水はたくさん飲むべきですか?」
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なんだか顔がカサカサなんだよなぁ。潤いが足りないというか。やっぱり水分をぜんぜん補給してないからだろうな。

何かで見たんですけど、水は1日1.5リットルは飲まなきゃダメなんですってね。その観点からすれば、ボクなんてぜんぜん飲んでない。

つっちーも日ごろから「水は大切やで」とか言ってるし。とりあえず水について聞いてみることにしましょう。


「1日1.5リットル? オレなんて水をほとんど飲まんで」

おっと。なんだよ。いつも「水は健康の基本や」とか言ってんじゃん。

「そう。水は食事よりもカラダに影響するからな。なんと言っても成人のカラダの約60%は水分で成り立ってるし。そもそもすべての細胞には水分が入っとるしや。その水分が1日に平均2.5リットルもカラダから入れ替わっとるんやから、健康の基本と考えて間違いないで」

だったらなんで水飲まないの? カラカラに干からびちゃうぜ?

「ところが、そんなにがんばって水分補給する必要はないねん。ちょっとその理屈を説明しよか?」

はい。お願いします。

「水分は汗や排泄物だけでなく、呼吸でも出ていくやろ?」

いや、呼吸で出るのは空気でしょう。水は出ないよ。

「これが出てんねん。たとえばガラスにはぁ〜ってしたら水滴が付かんか?」

あ、そういえば付くね。

「これは逆に、息を吸うだけで水分が補給されてるってことやん。しかも日本は湿度が高いから、この割合は乾燥した地域に比べて高いやろうな」

確かにヨーロッパのほうに行くとやたら喉が渇くよな。あと新幹線とか飛行機の中も。だけど呼吸で補給できる水分なんて大したことないでしょ。

「もちろん微々たるもんや。大きいのは食事。人間の60%が水という話と一緒で、食品も組成のほとんどが水分やねん」

ああ、そういえばきゅうりは90%以上が水分なんて話も、いつかメルマガでしたな。そうか、食事をちゃんとしてれば水分の補給はされてるんだ。つっちーなんかは特に野菜中心だから、それで充分かもね。

「そういうことやな。せやからやちきも変に意識して水をがぶ飲みする必要はないっちゅうことや。飲み過ぎたらバランスを崩して、水毒症(すいどくしょう)になる可能性だってあるからな」

うーん。じゃあさ、結局ボクは1日にどれくらい水を飲めばいいんだい?

「だからそんな決まりはないんやて。喉が渇いたら飲む。それだけでええねん。水分が必要なときは、必ずカラダがサインを出してくれるもんやで」

あー、そうか。よく考えれば当たり前だな。で、飲むとしたらどんな水を選ぶべきなんだろう?

「基本的に、何か不自然な異物が溶け込んでいる水は避けるべきやな。たとえば化学汚染された排水が流れ込む池の水はキケン! てのは分かるやろ?」

さすがにそれは分かる。なら純水はいいんだ。純粋なH2O。

「おっとそこが落とし穴やねん。自然界には純粋はH2Oは存在していない。つまり純粋なH2Oってのは逆に不自然やねん。まあ、都会の水道水を飲むよりはましかもしれんが。せやから、どんな清流の水でも『ご当地ミネラル配合水』になってる。良くも悪くもな」

そういえば一時期、酸素の多い水というのが流行したけどアレはどうなんだろう?

「ちょっとマニアックな話になるけどな、実はH2Oという分子はかなり不安定で、HとOは常にくっついたり離れたりしとんねん。だから酸素を余分に入れることも、水素を余分に入れることも物理的に可能なんよ」

それはちょっとではなく、相当マニアックな話だと思う。

「で、人間には酸素が必要だから、それを多く入れましょうってのが例の酸素入りの水やねん。でも活性酸素とか酸化という言葉があるように、酸素は有害にもなりうるからな。むしろ水素が余分に入った水のほうがカラダにはええんちゃうか? ま、どちらにしても一長一短やと思うで」

結局、水は水でいいと。

「その通り。とにかく、水は人間のカラダを維持する上で不可欠や。だけど潤いを求めて過剰に摂取すれば毒にもなる。大切なんは喉が渇いたら適量を飲むこと。それだけでええねん」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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ムリにでも大量に水を飲んでいた時期がありましたが、まさか無意味、というか、カラダに負担をかけていたなんて…。ところで水に関して調べていたら、おもしろい情報を見つけました。「DHMO」です。

この物質はこんな問題を引き起こします。

・DHMOは無色、無臭、無味であるが、毎年無数の人々を死に至らしめている。
・DHMOを吸入すると多量の発汗、多尿、腹部膨満感、嘔気、嘔吐、電解質異常が出現する可能性がある。
・DHMOは水酸の一種で、酸性雨の主要成分である。
・地球温暖化の原因となる「温室効果」にも関係している。


DHMO(Dihydrogen Monoxide)。つまり水のこと。物事を捉える角度や報告の仕方で、当たり前のものが否定的に表現できる、というジョークです。アメリカの14歳の少年が、『だまされやすさの研究』というタイトルで賞を受賞したとか。Googleなどで検索するとたくさん出てきます。

環境問題とか、食の安全性などの問題は意外とDHMO的な警告が多いというのがやちき的な見解。あながちウソではなかったりするので、今の時代はきちんと情報を見極めるチカラが求められるのかもしれません。


つづく

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