70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.04.08 Tuesday

四十二、「ウソ」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「嘘つきは泥棒になりますか?」
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いやー、東京も桜が満開じゃないですか。この時期は見慣れた街並みも一段ときれいに見えますね。

気が付けばもう4月…。ん?

あ! 今日はエイプリルフールだ!!

こりゃもう、ウソつきまくるしかないですね。たとえ取引先でも容赦なく。でもアレかな。やっぱりウソついたら針千本飲まされたり泥棒になったりしてしまうのだろうか?

真偽のほどはどうなのか、つっちーに話を聞いてみましょう。

「うーん。ウソか。人ってウソをつける体質の人とつけない体質の人がいると思わへん?」

うん。よく分かる。

「ウソやろ?」

ウソです。すいません。解説してください。

「別に何かを参考にしたとかでなく、個人的な意見やで。オレはウソをつける人というのは、考える力が強く、頭の回転が早い人やと思う」

なるほど。つまりウソをつけない体質の人は考える力と頭の回転が鈍い…と。

「まぁ、それもあるかもしれんってことや(笑)。マジメな話、ウソをつけない人の特徴として一番注目すべきは教育とちゃうかな? もし、ちゃんとに恥という概念が植えつけられていたら、他人に迷惑のかかる嘘は言わへんやん。武士道的には、うそつき呼ばわりされて侮辱を受けることを恥と感じるワケやから」

ああ、それはカンペキに同意だわ。何が恥かを知り、文字通り死んでも恥ずかしいことはしない。武士道の精神だね。

「あと、精神力が弱いとウソを平気でつく人間になるかもしれんな。そういう人間はカラダも弱いんちゃうか? “健全なる精神は健全なる肉体に宿る”って言うしや」

ちょーーっと待ったぁ!!

ボクとしてはその格言を受け入れるワケにはいかない。たとえ不健康やちきが人類最悪の不健全な精神を持っているとしても、その他の病人はじめカラダの弱い人間の精神が健全でないという意見は許しがたい!

「すまんすまん。だけど実際、身体が弱っているときは精神的にも不安定になることもあるやろ。カゼ引きのときは普段は言わない弱音を吐いたりとか」

うん。それあるね。確かにボクはカゼ引くと弱音吐くし愚痴もこぼすわ。

「たとえば昔の人が、悪ガキを更生させるためにどうしたかと言うと、寺に預けて鍛えたんよ。規則正しい生活をさせることによりまず、カラダの調子を整える。そしてそこに坊さんの説教が乗っかるって方法や。単なる教育的指導だけでカラダをないがしろにしては難しい。だから、こうして悪い性格を直そうとしたんワケやな」

そうか。それはおもしろい。どこかの寺と共同開発で“嘘つき改善パック”とか作ったら売れるんじゃない?

「ありうるな(笑)。とりあえずウソをつかない人間を育てるにはしっかりした教育をせなあかんと思う。ところがやで、今の教育は教育委員会が作ったルールに学校が従い、教師が従い、生徒に従わせようとしてる。こんな枠にはめたマネジメントの仕方じゃ立派な人間は育たんようにも思えるんよな」

何か意見がありそうな様子だね?

「実はな、天外伺朗(てんげしろう)っていう人の書いた『マネジメント革命』という本を読んで感銘を受けたんよ。この本では完全に自主性に任せて、教育者はただ傍観する“長老型マネジメント”を提案しとる」

傍観するだけなんだ。長老。逆にすごいな。

「これはサッカー日本代表の岡田監督も取り入れてるらしいで。せやから、ワールドカップで日本代表がどこまで行けるかで、この長老型教育の有効性がある程度判断できる」

おもしろい。なんか、今度からサッカーの見方が変わりそうだよ。って話がちょっと逸れてるよ。ウソについて語ってくれなきゃ。

「そうやった。とにかく嘘には良い嘘と悪い嘘があるし、状況によっては必要なうそもあると思う。エイプリルフールかどうかは関係なく、ウソで他人に迷惑をかけるのは考え物やな。仮にウソをつくとしても、その場を盛り上げる冗談くらいにしとくのがオトナってもんやで」

そうね。たとえドッキリで一時的なものでも、人を傷つけるウソはボクも苦手だ。

「仏教用語で“心身一如(肉体と精神とが分かちがたいものであること)”ってのがあるやん。ウソに関してオレが一番言いたいのはここ。武士道的な教育はこの考えが根底やねん。現代の教育では心身一如の考え方が欠落しているから、凶悪犯罪や詐欺みたいな事件が発生するんとちゃうかな。心と身体はパソコンでいったらソフトとハードみたいなもんや。いくら優秀なソフトがあっても、それを搭載するハードがなきゃあかん」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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ちなみに「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」という格言について。調べてみると、原文はこんな感じだったみたいです。

“富、権力、美貌、長寿。願わない人はいないが、実際にそれを手に入れれば相応の災厄が降り注ぐ。では神に何を祈るべきか? ただ「心と身体の健康を祈れ」。死を恐れず、長生きを望まず、怒らず、贅沢と快楽より他人のための苦難に耐えることをすばらしいと思えるような、健全な心を求めよ”
(やちき意訳)

【参考:「健全な精神は健全な肉体に宿る」とは言わなかったユウェナリス

「心と身体の健康を祈れ」が元の意味でした。文脈の前後を知ると染みるものがあります。この言葉はカッコいい。

…はっ。

すっかり「ウソをついたら泥棒になるか」を聞き忘れた自分がいる。ま、いいや。

ボクの見解としては、ウソをついても泥棒にはなりません。ただし、あまりにリアルなウソをつくと詐欺師になります。良い子のみんなは、気を付けようぜ。


つづく

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