70%健康マガジン:辻野先生の回答

ココの情報は100%の健康をまったく保証しませんが、ボクがそうである
ように70%健康になるためのヒントが見つかるかもしれません。

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2008.09.02 Tuesday

五十五、「筋トレ」について辻野先生の回答

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■今週のお題:「筋トレはどうやれば効率いいですか?」
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オリンピックが終わってしまいました。

いやぁ、ボルトはすごかったですね。100m走と200m走で世界新記録ですよ。
しかもなんだか余裕がある感じで。

短距離走って単純だから人類としての限界にすぐたどり着くようで、まだ記
録が更新されるんだなぁ。すげえ。

なんてすっかり影響を受けつつ、8月も終わってそろそろスポーツの秋だし、
身体でも鍛えてみようかな。と思いついた今日この頃。

でも筋肉なんてまともに付いたことないんだよな。人生において。
なんかやり方間違ってるのかな?

こんなときは、つっちーに聞くに限ります。


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でさ、つっちーは100m男子決勝見た?

「観たで〜。ウサイン・ボルトはすごかったなぁ。あいつ、最後は流してな
かったか?」

してたしてた。横とか見てたもんな。

「アレで世界記録やからとんでもないよな」

そうそう。開催国が中国で、時差があまりなかったから逆にじっくりと観ら
れなかったんだけどさ、オリンピックはやっぱりおもしろいね。すっかり影
響を受けてしまって筋トレでもはじめようかと思ってるんだけど。

「筋トレか。ボルトに影響を受けたってことは、目的はスポーツやな?」

まぁスポーツだよね。この体重でダイエットなんてするつもりないし。

「ボディ・ビルみたいな目的もあるやろ。見せるための筋肉をつくる」

ああ、ボディ・ビルか。それもおもしろそうだな。ボクがむちゃくちゃマッ
チョになったら、すげぇ笑い取れる自信あるぜ。今の体型とのギャップがひ
どいもの。

で、そういう質問が来るってことは、やっぱりボディ・ビル的な筋肉とス
ポーツ的な筋肉では鍛え方が違うの?

「まったく違うわな。まず理解して欲しいのは筋肉の大きさ=力の強さでは
ないってことや」

へぇぇ、そうなんだ。じゃあ腕が細いのに、チカラはものすごいなんてこと
もあり得るのか?

「そらあるよ。自慢やないけど、オレの腕は細いが腕相撲には自信があるで」

そういえばそうだね。つっちーが丸太みたいな上腕筋を持つヤツと腕相撲し
て、勝ってるところは何度か見たことあるわ。

なんで? あの丸太には意味がないの?

「一概には言えんけど、見せるためと使える筋肉は異なるってことやな。ど
ちらかだけでも鍛えるのは大変やねん。」

見せるための筋肉か。マッチョ志望のメンズは案外多いからね。

「たとえば"パンプ・アップ"という言葉がある。ハードに筋トレをすると、
その直後は負荷をかけた部分に血液が流れ込んで筋肉がパンパンに膨らむん
よ。だからボディ・ビルダーなんかは、ショーの前に筋トレをするらしいな」

なるほどねぇ。じゃあ、ボクもこの場で筋トレをすればそれなりにマッチョ
になれるんだ。いや、ならないか。

ま、今回は実際的な筋肉の付け方の話だから、その話はもういいや。結局、
ボクはどう鍛えればいいんだい?

「実際的と言われても、なんとも答えようがないな。その目的によってやり
方はさまざまやから」

ええー。煙に巻かれた感があるな。なんかあるでしょう。

「いやいや、それはシロウト考えってもんや。オレもきちんと資格を取った
プロやから、あんまり適当は言えん」

大丈夫。このメルマガは有資格者のプロ向けじゃないから。『70%健康マガ
ジン』だし、30%くらい間違っててもいい。方向性だけでも教えておくれよ。

「わかった。にしても、目的くらいは決めてもらわんと」

じゃあ、つっちーの得意分野である腕相撲を強くする方法でいいよ。

「腕相撲やったら、いちばん重要なのは握力やが、広背筋や足腰も大切や。
いずれにしてもブレない重心とバランス感覚が大前提として必要になる」

バランス感覚。意外な方向からくるね。相変わらず。

「まず、どんな筋トレでも基本となるのは呼吸や。最初は腹式呼吸から始め
るね。腹式呼吸をすることでお腹の深層の筋肉を使うやろ、そうすることで
骨盤と脊柱(背骨)をニュートラルなポジションに持っていいけるねん。結
果、重心的にも怪我予防的にも最適な状態が作れる。これ、めっちゃ重要や
で」

確かに、どんなスポーツでも基本として「重心を落とせ」と言われるね。

「それができるようになったら、次は綱のぼりや木登りがええで。その時に
重要なのも呼吸。浅い呼吸の繰り返しにならぬよう深い深呼吸をすること。
特にすべて吐ききる。ちなみに吐くときが一番力が発揮されるで。」

なんでもかんでも呼吸だね。

「呼吸と筋肉の動きを合わせるのは超重要やで。同じ動作でもまったく効果
が違うからな。その更に次の段階で、あえて呼吸を止めてトレーニングをし
たりを組み合わせていったり」

先は長いなぁ。

「ちなみにどんなトレーニングでも、呼吸と同様に重要なのが準備運動と整
理体操! 特に前後のストレッチは必須やね。たとえばトレーニング時間が
2時間なら準備運動30分&休憩を含めてトレーニング1時間。そして整理体
操に30分」

トレーニング時間が1時間しかなかったら?

「変な話、身体にとっては準備運動30分&整理体操30分が理想やねん」

トレーニングなしかよ!

「トレーニングなしや」

ふーん。なるほど。じゃあ、つっちーが腕相撲強いのは、呼吸と準備運動・
整理体操の成果なんだ。肝心の木登りはやったの?

「オレに関して言えば、あんまり筋トレはせんかった。個人的な見解として、
筋トレはムダな動きが多いんよ。たとえば腕立て伏せの動きで鍛えられる筋
肉は日常生活でもスポーツでもほとんど役に立たんやろ? あんな動きが必
要になる場面が思いつくか?」

確かに、腕立て伏せ以外であの動きはしないね。

「腹筋にしても同じことが言えて、ただ起き上がるだけの動きには大して意
味がないんよ。だからオレは腹筋をするにしても必ずひねるようにしてる。
日常で腹筋を使う場合は、ほとんどがらせん状の動きやからな」

そうか。その筋肉を使う場面を想定して鍛えるのは大事かもね。

「オレが代わりに学生時代、重点的にやってたのは、呼吸を意識しながらの
長距離ランニング。歩く・走るという動きはすべての日常生活やスポーツで
必要な、基礎中の基礎やろ。これは最初に言った重心をつくるために大切」

なるほどね。つっちーは基本がきっちりしてるから、チカラをうまく発揮で
きるってことか。なんかのマンガみたいな話だけど。

「でも実際そういうものだから仕方ない。走り込みをきっちりやらないのに
優秀な成績を残せるスポーツ選手が、どれだけいるかって話や。いずれにし
ても、実質的な筋トレをするならしかるべき指導者の下できちんとやるべき。
そうしないとムダな筋肉が付いてしまうかもしれんからな」

と、辻野先生は回答しましたとさ。

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■やちきの見解
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なるほど。腕相撲を強くするために呼吸と木登りを推奨されるとは思いませ
んでした。やはり辻野流はひと味違ってひと癖ありますね。

でも今回の話でいちばん画期的だったのは、同じ筋トレでも身体が大きく
なったり絞られたりするということ。

たとえばラインを細くするつもりで筋トレをしたらアメフト選手や相撲取り
のような体型になってしまったり、線を太くするつもりだったのがさらに絞
られて痩せてしまったりということがあるんだよな。つまり。

つっちーが語るには呼吸を止める・止めないや、ゆっくり動く・すばやく動
くといった組み合わせで変化が出るそうです。

ここはやっぱり、お金をかけてでも専門家に見てもらうほうが心配はないな。
と、思いました。努力したのに、まったく期待しない方向へ進んだらもった
いないですからね。

つづく

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